2005-09-29 第163回国会 参議院 本会議 第3号
といいますのも、世界ではアメリカによるグローバルスタンダードと呼ばれる価値観が広まり、ヨーロッパではEUの統合が着実に進展していますが、欧米とは異なる考え方や価値観を持つアジアにおいては、アジアにふさわしいやり方で、お互いの協力関係を強化し、人的交流を深め、関税などの通商障壁を撤廃し、投資に関するルールや経済社会制度の調和を進めていく必要があると考えるからです。
といいますのも、世界ではアメリカによるグローバルスタンダードと呼ばれる価値観が広まり、ヨーロッパではEUの統合が着実に進展していますが、欧米とは異なる考え方や価値観を持つアジアにおいては、アジアにふさわしいやり方で、お互いの協力関係を強化し、人的交流を深め、関税などの通商障壁を撤廃し、投資に関するルールや経済社会制度の調和を進めていく必要があると考えるからです。
「中曽根首相構想に従うと、木材の通商障壁をなくすにはなお二、三年かかるが、」「ずっとくぐり続けてきたかの有名な(貿易障壁という)トンネルの端に見える明かりが初めて見えたのだ。」というふうに述べております。この中曽根構想というのは、これから見ますと当然アメリカ側に伝えられておると思いますが、これはどういうものですか。
関税以外の通商障壁、特に特定品に対する差別的待遇の問題及び関税引き下げの効果をそこなうか、または無効にするような措置の取り扱いについて検討することをきめて、その後検討がなされているのだろうと思うのですが、この経過について、どこでもいいですから、一体、この非関税障壁の問題の取り扱いというのは今日時点でどこまで進捗しておるのか、ちょっと明らかにしていただきたい。
これらの議定書は、国際収支上の理由に基く数量制限の緩和、輸出補助金の撤廃等、通商障壁の除去を目的とする改正を行うものであり、また、貿易協力機関の成立に伴い必要とされるガットの技術的修正を行うものであります。 改正ガットの趣旨は、国内産業に急激な打撃を与えることなく、漸進的に通商上の保護措置の減少をはかることにあり、国内生産者保護の道は保障されておるわけであります。
これら諸議定書の内容は、お手元に配付の資料により御承知願うことといたしますが、要点は、国際収支上の理由に基く数量制限の緩和、輸出補助金の撤廃等、通商障壁の除去を目的とする改正、その他貿易協力機関成立に伴い、必要とされるガットの技術的修正を行なったものであります。
これらの議定書は、国際収支上の理由に基く数量制限の緩和、輸出補助金の撤廃等、通商障壁の除去を目的とする改正を行うものであり、また貿易協力機関の成立に伴い必要とされるガットの技術的修正を行うものであります。
これらの議定書は、国際収支上の理由に基く数量制限の緩和、輸出補助金の撤廃等、通商障壁の除去を目的とする改正を行うものであり、また、貿易協力機関の成立に伴い必要とされるガットの技術的修正を行うものであります。
ただ、現存の関税及び貿易に関する一般協定は、実を申しますと、正式にはいまだほんとうは発効しておらないのでありまして、その当時の国際情勢からいたしまして、ガットの規定をそのまま全部強行的に実行するには各国とも難点がありましたので、そのうちとりあえず、ガットの規定は三部からなっておりますが、第一部、第二部、第三部、合せて三十五条でございますが、関税以外の通商障壁をできるだけ軽減するという第二部の規定につきましては